- ホームジム床補強しないと床が抜ける?
- ホームジムで床を補強したいけど、どうしたらいいかわからない。
- ホームジムでおすすめの床材とかあったら知りたい。
ホームジムの床をしっかり補強しないと、床が「抜ける・歪む・へこむ・傷がつく」といった問題が発生してしまいます。パワーラック・バーベル・ダンベルは非常に重く普通の床では耐えることができません。自宅を守るためにも床の補強は必須です。
筋トレ歴5年で筋トレインストラクター・健康マスターの資格を持っています。
自宅に2階にホームジムを作りトレーニングをしている私が解説します。
この記事を読むと
- ホームジムの床補強の重要性がわかる。
- 簡単なホームジム床補強方法がわかる。
- 必要な床材(合板・ジョイントマット・ゴムマット)がわかる。
しっかりと床を補強して自宅の床を傷・ヘコみ・床抜けを防いで、安全・安心なホームジムライフをおくろう。
ホームジムの床を補強する理由
- 木造住宅だと床が抜ける可能性あり(土間・鉄筋コンクリートなら関係なし)
- 床(フローリング)を傷つけないようにする
- 防音効果がある
補強しなければいけない理由は3点あります。順に説明していきます。
1. 木造住宅でパワーラックを置くと床が抜ける可能性あり
木造住宅ならホームジムの床は絶対に補強する必要があります。
補強をしていないと、
- パワーラック・バーベル・ダンベルの重さで床が歪む。
- 築年数が古いと床が重さで抜ける可能性がある。
実際に床が抜けてしまうと、床の補強材する費用よりも補修代金の方が高くなってしまい結果的に損してしまいます。
鉄筋コンクリートのマンションならゴムマットだけでも問題はありませんが、木造住宅なら床をダメにして後悔する前に床補強をしましょう。
2. 床(フローリング)を傷つけないようにする。
床に直接パワーラックやダンベルを置くと間違いないく傷がつきます。
ほとんどが金属や鉛でとんがっていたりするので床を引きずるとすぐに傷がついてしまいます。
最低でもジョイントマットは引かないと床がボロボロになってしまいます。
3. ホームジム床材は防音効果あり
ベンチプレスやダンベルを優しく置いたとして大きくて重たいものなので大きな音がします。
戸建であればまだいいですが、賃貸やマンションだったら近所に迷惑をかけるので、床材を設置して防音対策は必須です。
トレーニング時には必ず音が出てしまうので床を補強して対策する必要があります。
ホームジム 床補強方法(パワーラック・バーベルラック下)
- ホームジム床補強方法
- パワーラックの下に合板を敷いて力を分散される理由
それでは順に解説していきます。
ホームジム床補強方法
ホームジム床補強に必要なもの
- ジョイントマット(60cm16枚)
- 合板(180cm×90cmを2枚)
- ゴムマット(60cm16枚)
補強手順
- ジョイントマットを敷く
- ジョイントマットの上に合板を敷く
- 合板の上にゴムマットを敷く
それでは詳しく解説していきます。
手順1. ジョイントマットを敷く
写真の茶色の部分がジョイントマット。
- 床の傷を守る
- 防音対策
2点のために使用します。
合板の下に敷くものなので、ホームジムの見た目などに関係しないので高価なものは必要ないです。ただし厚みがあるもの敷くことで防音効果が大きくなります。
床を守ることがメインの役割なので、床が傷ついてもいい人は購入する必要はないですが、賃貸の人は床に傷がつくと補修代がかかってしまうので必ずジョイントマットを敷きましょう。
ジョイントマットは、60cm 16枚あればパワーラックのサイズをしっかりカバーできます。
手順2. 合板を敷く
緑の板サイズは180×90を2枚置いています。
購入ポイント
- 層が多いものを選ぶ
- 表面が塗装されているものを選ぶ
層が多いものを選ぶことで板のへこみや沈みを抑えてくれます。表面が塗装されていることによって頑丈で平でそりも少ないです。
コンパネ・合板はネットで買うよりも近所のホームセンターの方が断然安いです。
手順3. ゴムマットを敷く
最後に合板の上にゴムマットを敷きます。
ゴムマットを敷くことによって、足元がジムに行っているような感覚になります。グリップ力や踏んだ感触がよく、ショック吸収にも役立ちます。
見た目もジムそのものになります。ゴムマットは安物を使うと滑ってしまったり、ペラペラだったりは安物を使うと間違いなく失敗します。
合板の上に敷くゴムマットは肉厚で硬度が高いものがおすすめです。
60cm×60cmサイズ16枚あれば180cm×90cm2枚の合板を全て覆うことができます。
完成した床がこちら
写真が下から見えにくいですがパズルマット、合板、ゴムマットの順で敷いてあります。
ただ並べて敷くだけなのでとても簡単です。
次になんで合板を敷くことによって床補強になるのかを解説します。
合板がホームジムの床補強になる理由
合板なし・ありの状態で、どう違うのかみていきましょう。
合板なし
- 建築基準法では通常の部屋の床の耐荷重は180㎏/㎡です。
- パワーラックの大きさは約1㎡
建築基準法の1㎡あたり180kgでパワーラックの設置面積は1㎡なのでパワーラックとバーベルなどを同時に使用した時に耐荷重を超えてしまう可能性があり危険です。
対荷重を超えてしまうと床がすぐに抜けるということはないですが、凹みや歪みなどの原因になってしまします。
合板あり
合板を入れることによって荷重を分散させるので重量に余裕を持ってパワーラックを設置することができます。
180cm×90cmの2枚分つまり180cm×180cmの面積に荷重を分散します。
合板を敷かなければ、パワーラックの土台に荷重がかかりすぎて床が抜けてしまいます。
パワーラックでバーベルなどを使う場合は必ず床の補強をしましょう。
まとめ
- 木造なら必ず補強しよう。床が抜けるかも。
- 補強することで、床の傷、防音対策にもなる。
- 床の補強方法は
1.ジョイントマット敷く (60cm×60cmを16枚)
2.合板を敷く(180cm×90cmを2枚)
3.ゴムマットを敷く(60cm×60cmを16枚) - 合板で床が補強されるの理由は、荷重分散されるから。
ホームジムを作成するなら床補強は必須です。
なぜなら床抜けや傷を防ぎ、近隣住民への防音を対策をしないといけないからです。
家が壊れてしまったらお金がめちゃくちゃかかるし、うるさいと周りから苦情を言われてしまいます。
気持ちよくトレーニングするためにも床補強を必ずしましょう。
ゴムマットにこだわれば本格的なジムでトレーニングしているような気分にもなれます。
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